*キラキラのどろんこLife*

年の差三姉妹のお母ちゃん、睦です。 ちょっと若く見られるのは自慢ですが、しっかりアラフォーで体力の衰えが半端ないのは悩みの種。 先天性心疾患「左心低形成症候群(HLHS)」の三女、小5長女、小3次女(通称:姉ちゃんズ)がいます。 3年間続いた夫のギャンブルで家計も夫婦仲もガタガタ、現在5つのローンを背負って嵐の中を突き進めているのかどうか。 いろんなことをぶっちゃけながらも、自分らしく前進あるのみと心に誓っています。 迷走していることに気づいたら、お声掛けいただけると喜びますが、そっと見守ってくださる







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【親子】 私の中にあった母への想いが、やっと1つのカタチになった日のこと。

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こんにちは、睦です。

 

両親がたくさんの救援物資を抱えてわざわざ来てくれて、冷蔵庫がいっぱいに❤️ お礼代わりにお袋の味「派手チョコドーナツ」を作りました。

 

個人のtwitterより

 

昨日は両親が来てくれました。

いつもの柿崎商店でたくさんの海産物やお肉を購入しつつ、地元の野菜や果物、そしておやつまで、山ほどの救援物資です。

 

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正直、生活は苦しいです。

 

傍目にはいつも通りの生活をしていますが、それは本当に表面上の話。この1ヶ月だけ乗り越えても、ここで崩れてしまったものはそうそう元には戻りません。

金銭面だけなら、きっともっと簡単でしたね。

 

子供達には変わらない生活を送らせてあげたいと思っています。それでも何度か「実は・・・」と口を開きたい衝動に駆られました。家族の生活に関わることとはいえ、子供に背負わせてはいけない荷だとギリギリのところで思い留まる日々です。

 

そんな私の状態に、両親が手を差しのべてくれました。

 

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両親へのありがとう

 

移動は片道3時間、たくさんの食材を一通り整理して、一緒にお昼ごはんを食べたら少し休憩してすぐにバイバイ。滞在時間はいつも3~4時間です。

父は退職してほぼ毎日家にいますが、母はパートながらも仕事が忙しいようです。今年還暦を迎えた母、「大丈夫さ!」という言葉をそのまま鵜呑みにはできません。

 

もっと自分達の楽しみに、時間もお金も使ってほしいと思うのに。

 

いつも助けてもらうばかり

両親が私に向けてくれる思いは、純粋に親の愛情。

大変であろうとなかろうと(程度に差はあれど)してくれるなら、それは「ありがとう」と受け取るのがお互いに幸せですよね。

 

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それでも私はしてもらうばかり。

私が夫を見限らないから続いているのかもしれないと思ったら、悔しくて苦しくて、ますます夫が憎くなります。

 

でも・・・ここで夫に憎悪を向けても、何も解決はしません。

 

今できる親孝行なんてないも同然です。

私の中にある「申し訳ない」を少しでも逃したくて、その場しのぎで恩返しの真似事をしたところで、結局中途半端すぎて自分が納得できません。

 

もちろん、そんなものに完璧をめざす必要はないけれど。

幼い頃から自分を厳しく律してきた甘え下手に、このハードルはちょっと高いんです。私と夫の価値観の相違は、こういったところにもあると感じます。

 

私にもできることがあった

4年近く前、母方の祖母が亡くなったあとのこと。

亡くなった経緯がちょっと複雑で、急逝だったんですが母は相当苦しんでいました。母親が亡くなったという事実だけでもつらいもの。それなのに、といった状況で。

 

母はたくさん悔いていましたが、そのうちの1つがふと頭をよぎりました。

それを私がすることで、母に伝えられる想いがあるんじゃないかと思いました。それを行動に移そうと・・・と、ちょっと大袈裟な書き方をしましたが。

 

やったことはいつものドーナツ作りです。 

食べることが好きだった祖母に、作ってあげたかったのに叶わなかったのだと聞いたことがありました。

 

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再開したばかりですが、ここ数回の感触で以前より上手に作れるようになっているのを感じていました。以前から、いつか母に作ってあげたいと思っていたんです。

 

思い出の「派手チョコドーナツ」

母に手作りのドーナツを食べさせてあげたい。

 

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ameblo.jp

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※長女:ゆず姉→ミカン、次女:ハナ→マメ花

 

姉ちゃんズが小さな頃から、ずっと作り続けてきたドーナツです。

 

素直に言えない私

子供達を送り出して、他の家事そっちのけですぐに作り始めました。

作り始めたのが8時半だったので両親の到着には間に合いませんでしたが、母とおしゃべりをしながら仕上げました。

 

 

子供達のおやつを作ろうと思ってさ。

 

 

そんなことを言いながら、ドーナツを揚げて、チョコレートを塗って、スプレーチョコをトッピング。

 

それを傍らで眺めていた母。

お皿に並んでいくドーナツに「わぁ~!」っと嬉しそうな声を上げて、スマホを向けて写真を撮っていました。

 

 

こんなふうに受け継がれていくのは嬉しいね。

 

 

涙が出るほど嬉しいしょ。

 

 

ホントにさ~

 

 

 

私が冗談めかしていうと、母はもう涙ぐんでいて。

あー、作ってよかった!と心から思いました。

 

ドーナツは「持ち帰って朝ごはんに食べたい」と言うので、おみやげにしました。フライパンに乗せて弱火でじっくり温めると、底がカリカリで香ばしく、パン自体もふんわりとします。

そうやって食べるのがまたおいしいんですよ。

 

派手チョコドーナツができたきっかけ

父は独身時代に、母の地元にある旅館で下宿をしていました。

そこへは帰省のたびに顔を出していたので、私も子供の頃にはよく行っていたことを覚えています。

 

そこで出されたパン生地のドーナツがおいしかったようで、当時の母が「子供達に作ってあげたい」と思ったのがきっかけなのだそうです。

 

私の記憶の中には、ホットケーキミックスで作ったドーナツもあります。

私達を喜ばせたくて、何かのキャラクターにしようと思ったのでしょうね。揚げてパーツがバラバラのまま、無残な姿でお皿に乗っていた何かを食べたこともありました。

母の中では悔しい思い出なのかも(笑)

 

どうしたら子供でも上手に食べられるだろう?

試行錯誤してたどり着いたのが、スプレーチョコで飾られたドーナツでした。子供の手のひらよりも大きくて、色とりどりです。

大きさも柔らかさも衝撃的で、何より贅沢なおやつだったことを覚えています。

 

「お母さん、今日のドーナツ派手だねー!!」

 

私達がそう言ったのは30年ほど前。

 

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それからずっと派手チョコドーナツという名前のままです。

 

伝えたい想いをカタチに

私は自分の気持ちをダイレクトに伝える方ではありません。こうやって文章にするのは、なかなか口には出せないからなんですよね。

言葉に込められているであろう想いを、じんわりと感じるのが好きでもあります。

 

ポジティブな感情は気恥ずかしさ、ネガティブな感情は恐怖がジャマをしますね。

特に愛情面では直接的な言葉を注がれて育ってきたわけではないので、そういったものを全面に出されるとたじろぐというか。

 

なので当然、作っている時にも「母さんに食べて欲しかった」とは言えません。

私の勝手な想いを受け取って欲しいなんて、ワガママだと感じてしまうんです。見透かされているとわかっていても、言葉にするってとても怖いもの。

 

でもこれは言っておかないと後悔しそうで、バイバイした後でしたがLINEで伝えることにしました。

 

いつか母さんに作ってあげたいと思ってたから、作れてよかった。

 

母は何度も「ありがとう」「明日の朝が楽しみ」を繰り返していました。

そして今朝。 

 

 

ドーナツおいしかったよ~

 

 

早い時間にLINEが入っていました。

 

親の敷いたレールの上を歩いてきたことも、自分の意見を持てずに言いなりになってきたことも。探し出せば、悔いはいくらでも出てきます。

私の両親(特に父)は、上手に子育てできなかった人かもしれません。

 

ですが、私が両親から受け取ったのは「手札の中から選ばれた最高のプレゼント」です。

 

それが1番いいと思ったから、受け取ってほしいと思っただけのこと。

それを選択肢の1つとして受け取るもよし、捨てるもよし、その上で「自分はどう在りたいか」と考えていけばいいこと。

幸せになって欲しいと願う親の気持ちは、それとまた別のところにあるのだと思っているんです。

 

だから両親には感謝の気持ちでいっぱいですし、ドーナツに込められた愛情も十分に伝わっています。 恩返しも、親孝行も、今の私には遠いもの。それでもこうやって伝えることはできます。

 

私は人としても母としても、まだまだ。

今やっと両親と同じ目線で話せるようになって、一緒にいることに息苦しさもなくなって、親の気持ちがわかるようになってきたばかりです。

それで何とか「かすめた程度」にでも、母に届いているといいなぁ。

 

姉ちゃんズに話してみた

学校から帰ってきた姉ちゃんズにドーナツのエピソードを話してみると、 2人とも笑顔で聞いてくれました。

そのあとにそれぞれが(お互いのいないところで)、私に言ってくれたこと。

 

 

お母ちゃんも作ってもらって好きだったから、ウチらにも作ってあげたいと思ったんだね。お母ちゃんの思い出のドーナツなんだね。

 

 

ウチもパン作り覚えたいなぁ、ドーナツとか。作れるようになりたい!

 

 

 

伝わっていく想い。

私の作るドーナツは、姉ちゃんズの心にどんな形で残っていくのでしょう。

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